あまりにも繊細な富士山の建具です。
海辺の古民家修繕担当のガクです。
日々いろいろな補修を行っているんですが、日本家屋の建具には非常に繊細なものが沢山あるんです。その中でも最も繊細な建具の一つに、富士山の建具があります。
海辺の古民家を引き継いだ時には、桟が外れたり紛失ている個所が沢山あったのですが、丹念に木材を削って合わせ込んでいきました。
ボンドで固定したら、柿渋を塗って完成です。
さて、富士山の建具以外にも丸窓の建具も同様に桟が無かったりしている箇所が沢山ありました。こいつも復元させました。
丸窓から透けて見える感じが美しいです。
さて、それ以外にも、破れた襖も修理したり。。
汚い敷居も磨き込んだり。。。。
古民家を維持するためには、日々、細かい修繕が日課となります。
では。
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