- こんにちは。CASA三戸浜のいしです。
11月も終わりに近づいてきました。朝晩が冷えてきたので紅葉もだいぶ進んでいますね。
三戸浜は海沿いの町のなのでそもそも紅葉ってあったっけ?と思いますが、秋~冬にかけて色ずく草木もあります。
この時期になると、赤い実をつけた植栽がひときわ目を引くのですが、
よーく眺めてみると、手前と奥では葉や茎の形状が異なることが分かります。
こういう時は、このアプリを使うと便利。
手前は「南天」、奥は「ピラカンサ」と出ました。
「南天」は縁起の良い木で、免疫力も強く育てやすいこともあり、「難を転じる」意味合いも持つそうです。
正月に飾るあれかな?と思いましたが、それは「マンリョウ」でした。
「ピラカンサ」は中世ヨーロッパ時代から栽培されてきたバラ科の木です。トゲが沢山あるため防犯用で広く使われてきました。名前は知らなかったですが、成長が早くトゲが多いので、夏の時期は扱いが大変なイメージしかありませんでした。。
お互い似ているのに、生まれのルーツが全然違うのは興味深いですね。旧長谷川家で代々庭を手入れしてきた方は、きっと遊び心溢れる粋な職人さんだったのでしょう。
さてこの日は、三浦市さんの紹介で、三浦史蹟名勝振興会さんの訪問・見学を承りました。
総勢35名の参加となりましたが、感染症対策もあり我々スタッフの案内は最小限とし、間隔をとりながら自由に建物内を見て頂くスタイルをとりました。
時折質問も受けましたが、旧長谷川家の歴史を予習してきた方もいらっしゃって、関心の高さを感じました。
しかし、一番多かった質問は、
「ここ、泊まれますか?」
でした。
旧長谷川家住宅は、宿泊の免許がありませんので泊ることはできません。(別荘として長期滞在は可能です)
しかし、こういった施設に泊まることで日本の伝統文化を肌で感じることは、次の世代にその思いを引き継ぐヒントにもなりますから、若い方にもぜひ来ていただきたいと思っています。
コロナが長らく続いてきましたので、旅行したい、非日常を感じたいという気持ち、よく分かります。
ちなみに時間貸しでは営業をしており、撮影やイベント(会議や親睦会、発表会等)でもご利用いただいてます。こちらは若い方が中心ですが、同じように「ここ、泊れますか?」と聞かれてしまします(笑)
なにはともあれ、多くの方に旧長谷川家住宅に触れて頂く機会を、コロナの状況にもよりますがこれからも作っていけたらと思います。
いしでした。
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