【極寒から極暖へ】三浦国際市民マラソンに参加しました。最後はコタツで癒されました!

こんにちは。CASA三戸浜のいしです。

先週末はすごく寒かったですねー。そんな寒い中、三浦国際市民マラソンに参加してきました。

参加人数はおおよそ1万人。同日、東京マラソンも開催されていたのですが、「東京マラソンの抽選に落ちた組」も多く参加されていたようです。

1万人とはいえ、三浦市の人口が4.4万人ですから市内はマラソン大会一色。市民総出のイベントになっていました。

自慢の河津桜も満開でした。

初めてハーフマラソンに挑戦する私にとっては色々と不安がありましたが、友人や知り合いも参加していたので彼らはとても頼りになる存在でした。

でも天候だけは予想外。朝から冷たい雨が降り出していました。

 

今回は完走することが目標だったので「無理をしないであくまで自分のペース」だけを考えていました。

実際雨はそれほど強くなく「これは何とかいけそうだ」と思いましたが、走り出してしばらく経っても、、、

 

カラダが全然温まっていきません。

 

温まっているのは心臓だけ、という感覚。

着用していたウェアは防水ではなかったので、濡れ始めたウェアが私の体温を奪っていきました。

そしてトイレに行きたくなりました。ところがトイレはどこも行列です。

 

うーん。。。

 

せっかくのハーフマラソンの挑戦なのにトイレに並んで時間をロスすることに激しい抵抗を感じた私は、トイレを次々とパスしていきます。

 

すると案の定、タンクが満タンに近づいてきました。

 

するともう大変です。脳内は膀胱のことしか考えられなくなり、ひたすらペースをアップすることになりました。

 

自分でも不思議な位、集中力が増していきました。

 

次に出てくるトイレは何人並んでいるのか?

並んでからどうしても我慢できなくなったららどうしようか?

そんなことを考えながらイメトレをし、それが祈りに変わろうとした時、視線の先にトイレが現れました。

 

しかも7人しか並んでいません!

 

これはラッキーとすぐさま並び(もうその時点では「時間のロス」なんて思ったりしません)、あとはじっと、自然な気持ちでトイレを待ちました。

 

そして自分の番がやってきました。

 

それはある意味、壮大なゴールでした。

 

壮絶な前半戦が終了した時にはほぼ最後尾になってしまいましたが、奇妙な達成感があったためか足取りは非常に軽く、次々と順位を上げていきました。

 

でも次に私を襲ったのは手足のしびれです。

 

冷たい雨は一向に止まず、濡れたウエアは残ったエネルギーを奪い、体力を消耗させていました。

そこにアップダウンの激しい道でペースは遅くなり、1キロが徐々に長く感じられるようになります。

15キロを過ぎた時点で「あと4分の1だ」と思った私は、それがすごく甘い考えだったことを思い知らされました。

 

そして、またまた「トイレ注意報」が発令しました。。

トイレは相変わらず並んでいたのですが、しびれた手足でトイレで用を足すことは容易ではありません。

また我慢をしたら同じように大変なことになると思った私は、早めに「トイレピットイン」を敢行しました。

入ったのはどこかの漁協さんのトイレでした。(オフィシャルトイレじゃないから真似しないでください)

ゆっくりとあわてず、筋肉の収縮を感じながら何とかその場を乗り越えると、その後足取りはまた軽くなりました。

残り2キロになると沿道の声援が大きくなり、これは本当に励みになりました。


疲れているはずなのに意外なほどスムーズに走ることが出来、最後は笑顔でゴールすることが出来ました。

 

2時間32分の闘いが終わりました。

 

初のハーフマラソンは「トイレに向かって走る」みたいな形になってしまいましたが、それもまた自分との闘いでした。

 

終わった後は、友人達がCASA三戸浜でお疲れ様会を開いてくれました。

用意してくれたコタツでみんなとビールで乾杯。

 

ただただ、最高でした。

 

温かいおでんがカラダに染み渡っていき、カラダが元通りになっていきました。

面白い話が次々と飛び出して、結局お開きになったのは日が暮れて夜遅くに。

もう若くはないのでカラダが痛み始めましたが、それは想定の範囲。

怪我なく1日が終われたのは何よりでした。

 

「来年も出るよね」

「はい、出ます」

でもこの雨だけは本当に勘弁です。雨男だから仕方ないかな。

いしでした。

 

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