やっと覚えた男結び。そして茅葺き、、

こんにちは、CASA三戸浜のいしです。

今日は撮影会のお客様がいらっしゃいました。

この時期、海辺の三戸浜は閑散期になりますが、冬の古民家の撮影をしたいという問い合わせが結構あります。

澄んだ空気で、富士山がよく見えるというのもあるようです。

ところが昨晩から「大雪警戒情報」がテレビで大量に流れ、ここ三浦でも大雪が降るのではないか?という情報もありました。

雪化粧の古民家。これも良いと思いましたが、そこは雪に弱い首都圏の交通機関。お客様が辿り着けるか?という問題がありました。

去年も似たようなことがあって、高速道路が通行止めになったり、タクシーを呼んでも来ないとかで大変だったので、今年は大雪は勘弁してほしいなあ、、、という思いで一杯でした。

しかし今回は蓋を開けてみると、、ご存知の通り殆ど雪は降らず、お客様も全員時間通りに到着することが出来ました。

お客様は、1日撮影会を思い思いに楽しんでいました。こんなに寒いのに竹林ではしゃいでいる声も聞こえてきて、本当に楽しそうな雰囲気が伝わってきました。

 

さて、そんな中私も自分の作業をと、茅葺き屋根作りの作業を進めました。

課題の男結び習得の為、新たにシュロ縄買いました。カインズホームで680円。

修繕担当のガクさんも現地に来ていたので、改めて指導頂きました。水に浸けると良いそうで、この寒い中いやだなーと思いましたが、その方が格段に縄の滑りが良くなり作業効率もアップしました。

100回位繰り返したでしょうか。やっと覚えることが出来ました!

これ位やらないと身体が覚えてくれませんね。

おかげで手は真っ黒になりましたが、、、。

 

さて、その後は茅の準備です。

茅は実家の古民家から拝借してきたものと、近所で刈ってきたものがあります。

近所のはとても太く、若干カーブしたりしているので個性が強い。。。

こちらは断面図ですが、のこぎりで切る時に手を焼きました。でも立派な茅です。

茅の太さによって葺く場所を思案していますが、考えても始まらないのでとりあえずやってみました。

と、ここまで来てまさかの雪が降ってきました!

また神様の仕業かと勝手に思い込み、ここでストップすることにしました。

とても中途半端な状態ですが。。

明日ガクさんが見たら「なんだこれ?」って思うんだろうなあー。

猫もタヌキも神様も「なんだこれ?」って思うんだろうなあー。

よし、ここは実家の古民家で茅葺きの工事をしている職人さんからアドバイスをもらおう。

来週にまた続きを行いたいと思います。

茅葺き職人への道は遠い。というか今日足を踏み入れた予感。。

いしでした。

 

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