海辺の古民家修繕担当のガクです。
さて、旧長谷川家の立派な瓦屋根の補修工事が真っ只中です。
残すところ、あと3列の瓦交換
瓦職人の友人、通称『瓦の神様』が、十数列ダメになった瓦の列を交換しています。今日の段階で残すところあと3列のところまで作業が進行しました。
一昨日から、右の方から瓦を徐々に交換してきています。一つ一つ瓦を削りこんで真っすぐに揃えて納めていくという作業は正に職人芸です。しかも、屋根の形状はムクリがあります。ムクリとはふくらみを持つ屋根の形状で、直線だしの糸が屋根に当たり、真っすぐに張るのも大変です。今日で、後3列のところまで来ました。
劣化した既存瓦の補修作業
『瓦の神様』から劣化した瓦の補修方法を伝授していただきました。私はこの作業に没頭しました。
こんな感じで、瓦のカドが塩害でボロボロになっています。どう見ても雨が入る穴です!しかも、この部分の瓦を交換するには右側に積み上げられた下り棟を取り除かないと不可能です。
瓦の交換が現実的に厳しいので補修という方法を採用しました。まず、周辺にシリコンを盛ります。
そして、ガルバニウム鋼板を差し込み固定します。
この方法で何か所も補修をしていったのですが、下から見てビックリ!
目立つと思った補修箇所が、全然分からなかったんです。いや~これで、結構もちそうで且つ見た目のダメージも少なく良い感じになりました。
それにしても、古民家の補修って楽しいですよ~
誰か一緒にやりませんか~
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